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日本国内の神社やお寺、歌舞伎小屋をまわり、海外ではインドネシア、英国エジンバラ、NY、カナダで喝采を浴びた流山児★事務所の『花札伝綺』が再びNYに戻ってきます! 

時代の閉塞感を軽やかに乗り越える言葉の魔術師、詩人寺山修司の初期戯曲。1935年青森に生まれ、早稲田大学在学中に「短歌研究」新人賞を受賞し歌壇デビュー。 47年というその短い生涯の間に、世界を飛び回りマルチに活躍した寺山修司が、没後30年を迎え日本中で空前のブームとなりました。 

そして『花札伝綺』は震災後、公演各地で話題を呼びました。寺山修司の死生観、言葉に縛られない遊び心たっぷりの自由さが今を生きる我々に広い世界を見せてくれるのです。

生と死が転倒する日本発のブラック・コメディ・ミュージカル『花札伝綺』
心の鎖を解きに劇場に遊びに来てください! 異界への誘いには気をつけて…

 

 North American Tour 2014


平成25年度文化庁国際芸術交流支援事業
後援:Crossing Jamaica Avene

 

HANAFUDA DENKI
-The Dance of Death-

作】寺山修司 (Shuji Terayama)
【演出・美術】青木砂織 (Saori Aoki)
【音楽】本田実 (Makoto Honda)
【振付】石丸だいこ (Daiko Ishimaru)
【芸術監督】流山児祥 (Show Ryuzanji)
【出演】伊藤弘子 イワヲ 谷宗和 
 里美和彦 平野直美 木暮拓矢 
 坂井香奈美 山下直哉 山丸莉菜 
 五島三四郎 / 本田実 流山児祥


【NY公演】
 2014年1月21日(火)〜26日(日) 

 @
HERE …145 6th Ave.
 (Enter on Dominick, 1 Block South of    Spring)

 平日 8:30開演  
 土曜 4:00 / 8:30開演  
 日曜 4
00開演

チケット 】
 一般: 25$/学生・シニア: 20$
 

 
前売り開始: 12月7日(土) (予定)
 問合せ :
http://here.org
 電話: 212-352-3101(HERE) 
* Box Office: open after 5pm on show days  or 2 hours before any performance. 

*英語字幕付き日本語上演
 

物語
時は大正時代。東京の下町にある葬儀屋が舞台。この家族は父親の団十郎をはじめ猫に至るまで皆、死んでいる。にもかかわらず、一人娘の歌留多が生きている男、盗人「墓場の鬼太郎」に恋して結婚するという。
団十郎は死んでいる美少年を呼びさまし娘を誘惑させ、歌留多を死の世界へ取り込もうとするが…。
こうして「死」の世界を生きる団十郎と「永遠」を盗み続けたいと願う大泥棒の鬼太郎の「生」と「死」を股に掛けた鬼ごっこがはじまる。娘、歌留多の運命はいかに?!

全23曲のオリジナル楽曲を歌い踊る寺山版三文オペラ! 日本発のブラック・コメディ・ミュージカル!!!

 寺山修司(1935-83)

1935年、青森に生まれた寺山修司は、早稲田大学在学中に「短歌研究」新人賞を受賞。俳句、短歌、詩、シナリオ、演劇、映画、写真、評論、スポーツとジャンルを超え、あらゆる創作活動に挑戦した稀代の表現者で、恐るべき勢いで時代を駆け抜け83年、47歳で亡くなった。「私とは何か」そして「人間の自由とは何か」を問い続け、その「挑発行為」に生涯を燃やし続けた寺山は没後30年を迎え、日本中で再びテラヤマブームが巻き起こっている。 

寺山修司は常に世界の涯を目指し、劇団「天井桟敷」を率いて海外でも積極的に活躍した。

1968年には渡米、当時NYで脱主流の演劇シーンの最前線にいたEllen StewartLa MaMa E.T.C.)、Julian BeckThe Living Theatre)などと交流を始め、1980Spoleto Festival USALa MaMaで「奴婢訓NUHIKUN('Directions to Servants') 」を上演(流山児祥もこの公演に同行し刺激を受ける)し最優秀外国演劇賞を受賞。

19835月死去した際には、ニューヨークでも追悼集会が開催された。 

その後、流山児祥は寺山修司の遺作『新・邪宗門』を上演し、19848月 『さらば映画よファン篇』(作・寺山修司)で流山児★事務所を旗揚げ、世界演劇の地平を目指すカンパニーとして活躍する。
 

流山児★事務所団体概要

 REVIEW 

“Spectacular!” “Dazzling clash of East and West” “Outlandish” “Hilarious” “Triumphant”
★★★★★ Edinburgh Fringe

『花札伝綺』は上質な真っ黒黒のブラックコメディーだ。彼ら(この日本人たち)ほどに視覚に富んだ舞台があっただろうか。観客は大いに笑い、歌を楽しみ、そして最後には考えさせられるといった趣向---これ以上に何を望めというのか?つまりパーフェクト!(HAIRLINE REVIEWS 2012 EDINBURGH FRINGE)
 

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This production is a part of SubletSeries@HERE, HERE’s curated rental program, which provides artists with subsidized space and equipment, as well as technical support.