2006年卯月日記

 

4月30日(日)

3日の夜からはガラガラ。平日、夜の回はまだ一桁の日もあります。明日、明後日は地獄のように込んでいます。

ですから、ご来場は3日の夜以降にお待ちしています。早稲田を見に来て下さいよ。

夜の回なら飲んでいってくださいよ。 今日は塩野谷と藤井びんののんだくれがいたので早めに退散。

という訳で、今日の日記はお休み。

 

4月29日(土)

本日2ステージ「超満員札止め」が2日3ステージ続いている、おめでたい事だ。

今日は実に面白い体験があった。いろんなことがあった1日である。本当にお疲れ様。明日ヨロシクである。これ以上は書かない。酔っ払っているので寝る

。明日も昼は超満員札止めであるが、夜の回は何故か「大いに余裕あり」、で、是非皆様多数ご来場下さい。ほんと、今年も楽塾チケットはプラチナチケットです。但し、明日と4日〜6日の6ステージは「余裕あり」!!!!

で、サヨナラ、おやすみなさい。

4月28日(金)

朝10時過ぎから歌、踊り、きっかけ稽古の予定で始めたが、まずトップシーンの直しで始まって明りも出も変える本格的な稽古にしてしまい、結局2時まで。2時からゲネプロの予定を3時に。

3時のゲネプロは抜群にイイ。

で、もう一度きっかけ稽古、で5時過ぎに舞台監督に渡す。事務所にいくと共同通信の旧知のIさんから電話。「楽塾の取材」ひょっとしたら荒木さんが写真撮る企画、即OKを出す。この企画上手く行くといいな・・・・。

7時楽塾初日。超満員札止め、立錐の余地なしの初日となる。心配していたが、頭のシーンからどっかんどっかん観客は笑う。最後までまったく切れることなく最高のパフォーマンスであった。そりゃとちりや間違いはあったし照明のアクシデントや音響のミスもあったがノリまくった観客の勝ち。トイレの横で1時間半立って見ていたがメチャクチャ面白かった。途中で不意に涙がこみ上げたりして・・・・。遠山も宮沢もいたらもっと・・・・・。

9年間14作品全部を見ている、江森さん、村井さん、村田さんらから「楽塾最高傑作」と最高の「台本」と誉められる。ありがたい、まさに役者達に「あてがき」で書いた作品、シェイクスピアの作品をこれだけ遊べたのも原作者と役者達のおかげと嘯いておくか。

明日から2時、6時半の2ステージが始まる!!とにかくみんなの体力と集中力が頼り、素晴らしき楽塾の役者達のあと8日間14ステージの健闘を祈るしかない。明日は午前10時集合。10時半踊り歌稽古開始である。

それから本当に30日夜、3日〜6日の夜しかチケットはありません。で、この5ステージは何故か「大いに余裕あり」です。お早目の予約を!早稲田で待ってます。今夜こそROMIさんとRIKIに帰れと命令して帰宅。 研究生4人、イワヲ、力らとミーティング。新人公演の打ち合わせ。楽塾公演中はスタッフ・・・・。1時近く帰宅。

もう一度書く。「共謀罪」反対!反対運動しなきゃと思っているんだが・・・・・・。表現者にとってかなりやばい法律である。ブッシュが横田さんと会う、拉致問題と3兆円?

 

4月27日(木)

朝9時からROMIさんと後半の明り作り。横では、尚の指導でメイク。12時から明りあわせ4時まで、とりあえず明りを作ってみた。で、全員でカレーの給食。上手い、楽塾恒例のご飯、ご馳走様です。

で、7時から1回目の舞台稽古(ゲネプロ)。やっぱり、というか上手くいかない、苦労したがやりすぎの照明にきずいた。なかなか早稲田の照明は手ごわい・・・。

で、明りの作り直しを10時まで。イワヲや力達はまだ残りの作業。ROMIさんと力は4日以上稽古場に泊まっている。今日は帰れと命令。雨の中歩いて帰宅。

テレビではホリエモンの保釈のニュースで盛り上がっている。ふーんである。明日ついに楽塾の初日!みなさん気楽に楽しんでもらえればそれだけでいい。疲労の極地だが頑張ろうぜ!8ステージ前売完売で初日を迎える、相変らずの凄い人気、私達はいい芝居をキッチリ見せるだけ。明日は朝10時からもう一度明り合わせ、きっかけ稽古、踊り、そして2時からゲネプロ。当日券は必ず出します是非、早稲田にご来場下さい。待ってます!

 

4月26日(水)

お昼から明り作り。ROMIさんとああでもないこうでもないと作る。七緒と木暮にはご足労。4時までには半分決める。とりあえず、今夜はソコまでいければイイ。4時から尚の指導でメイク、半分のメンバーに。半分のメンバーはまだ仕事でで6時ギリギリにしかこれない。

で、6時から衣裳メイク付きの明りあわせ。10時半まで何とか予定どうりに半分。で、ラストの踊りの稽古。11時過ぎには稽古を取る。力達は今日で多分3日目の徹夜作業。早稲田連泊である。ROMIさんも・・・・・。

事務所にいってチケットの残券状況。7ステージ前売完売。3日の夜からは驚きの「余裕あり」状況。本当に前半の昼の回から前売予約が埋まっていく。

是非今のうちに3日以降の夜の回(18:30分開演)を予約下さい!!!

明日は朝9時から明り作り。お昼から明りあわせの続き。7時から1回目のゲネプロ予定。おばさんたちは絶好調?というか例年の如く全員興奮気味。一年の成果が明後日ついに・・・である。

1時近く帰宅。寝るか、疲れたな・・・・。

 

4月25日(火)

朝から照明の吊りこみ、研究生も研修。夕方稽古場を覗く。シュートに真っ最中。いつもの照明部の最強トリオ。小林七緒、上田和弘、里美和彦の三人がROMIさんの指示でサス位置を決めている。イワヲの美術はまさに「廃墟」になっている。少し白いところを増やしてとオファー。濃淡をつけて欲しいと・・・・。

7時半から下北沢「劇」小劇場で天戸日和の『夏の砂の上』(作:松田正隆 演出:松村恵二)を見る。伊藤弘子、そして劇団を辞めたあや、華子、そしてプロデュースしている鈴木隆、演出の松村もいわば私の教え子だから、楽塾のダンス稽古の時間にもかかわらず、下北沢まで行くことに。

松田正隆の 台本の面白さには今更ながら舌をまく。いいホンである、みんな役者もいい、でもこの笑える「乾いた喜劇」がただのリアルな人情ドラマになっているのは「演出」の責任?である。村田さんと「佳月」で飲み、「ふるさと」で役者達と合流、そこそこ意見をいい、帰宅。弘子も華子もあやもイイ、じっくり1週間みんなが楽しめる事をキッチリ探すしかない。 松村がんばれ!それにしても嘗て劇団にいた女優達三人がトップシーンに出てきたとき、ついオイ、その動きは違うだろうと「ダメダシ」したくなった。いやはやいやな感じであった・・・・。で、前の席には今年の新人三人と 劇団員が座ってるし?!・・・・。

1時過ぎタクシーで帰宅。明日はお昼から録音、明りの決め。夕方から役者を入れて「明りあわせ・場あたり」いよいよ楽塾の本番まじかである。少し飲みすぎ、ふらふらの状態で北京公演を撮ってくれた森さんの『人形の家』のDVDを見ながら就寝。(今日、劇小劇場でもらった・・・・。)

 

4月24日(月)

昨日は本当に久しぶりに12時過ぎに寝たので、人並みに8時過ぎにおきて原稿書き。お昼近くまでパソコンに向かい書き物をしていたらヘリコプターの音がうるさい。テレビをつけるとニュースで山手線の事故というかストップのニュース。1時まで原稿を書き終えてメール。

2時から研究生の稽古。前半の音楽を全部決める、これでいくゾ!で、生演奏となるとコリャ大変。創がアレンジ、で楽譜作るしかない・・・・。三回、約30分のシーンを「通す」。イワヲに見てもらって美術を考えてもらう。ごまのはえの『愛のテール』の戯曲はズタズタに解体されたオペレッタとなるだろう。演奏しながら踊れるかな?予算組みをしゃべってたらチラシの予算が圧倒的にオーバー。総予算24万ぐらいになってしまった。セットは3万ぐらい?ごまのはえにも上演料、劇作家協会規定の5パーセント1万5千円は払いたいし・・・・。ノルマ20枚4万×6人=24万だもんな・・・。 でも今年の新人は面白い!

楽塾通し、6時から1回。

踊りの点検、で、イワヲの美術作業。パイプ椅子も黒テントから借りたし、着々と早稲田が劇場化していく。明日は朝から照明吊りこみでアル。さあ、本番体勢だ。いよいよ楽塾の春が始まる!

今夜も早く寝るとするか?  

 それにしても、なんなんだ 「 共謀罪」反対!!こりゃ、ヤバイ世の中である。治安維持法じゃん。

 

4月23日(日)

今日は「楽塾」2回通しの日。当初は2時と6時の予定であったが、スタッフ・ワーク的な段取り稽古で時間を取り、オマケにというか、衣裳が出来てきたので(これが立派!)3時半から1回目の通しとなる。

いつもの事だが1回目はいつもボロボロ。

で、ダメダシのあと2回目を6時半から。宮沢の炊き出しで食糧補給で30分休憩だけは取ったが・・・・・。

2回目の通し、とりあえずミスも幾つかあったが「面白い作品」に仕上がっている事を確認。「集中力」と「他人を信用して劇場にいる、芝居という時間にいてくれる」と何とかナル!!尚がメイクの打ち合わせ。助手には研究生3人が付く事に。ラストちょっとした遊びをやりたいんだがと舞台監督の力に相談・・・・・。

8時半過ぎに稽古終わる。今日は8時から研究生の音楽稽古だったのに1時間近く押してしまった、ゴメンネ。研究生の方も大変。楽器はやるは、芝居はやるは、おまけに歌って踊っててんてこ舞い。で、稽古場は使えなくなっちゃって区民会館周りはさせられるは・・・である。これも経験、何とかナル台詞入れとけと私は開き直る!とにかく明日はきちっと研究生の昼間稽古だ。

さて、明日夜は楽塾最後の「通し稽古」で、劇場作り。色塗り。で25日は明り作り。26日は明りあわせ場当り。本当にあっというまの本番がやってくる。ご予約はお早めに!見逃したら「一生の損」の大傑作『楽塾版★十二夜』!があと5日で誕生します。乞う、御期待!

 

4月22日(土)

それでもやがて「初日」が、やってくるのである。1時から稽古といってたので12時過ぎに早稲田の演劇博物館で「歌右衛門展」を見ようとふらっと入ったら「コンドルズ展」もやっていた。ビデオを観てコイツラ面白いけど相当芝居?なめてんなって感じで稽古場へ。

楽塾最終稽古。結局3時まで稽古。めぐろのシーンを遣り残していたので「通し」のあと稽古。で、やっぱりラストシーンが気に入らないので絵美と作り直す。

で、都電にのって池袋へ。7時半からシアター・グリ―ンで少年王者舘夕沈ダンスの『アジサイ光線』(天野天街構成演出)を見る。監禁=カンキン=キンカン少女夕沈のものがたり。トートツに私はマシュー・バーニーとビヨークの「拘束のドローイング」を思い出した。が、ここには圧倒的にエロティシズムとヘンタイ力が足りない。

が、面白いアマノ・ワールドではあった。お疲れさん、気をつけて明日も頑張って下され。

なぜか、そのまま打ち上げに参加。明日2ステージで名古屋に帰るので今日が打ち上げとのこと。久しぶりの音響の戸崎と会う。今日は谷がチビの千汰君を見ているとのこと・・・・・エライ。

タクシーで帰宅。今夜のビデオ『ブギー・ナイツ』(ポールTアンダーソン監督1997年作品)良く出来ているが、だからどうなのって?映画バート・レイノルズは何でこんな役やってんだ?ルネ・ポレシュはこの前の「TPT」の芝居で、これ、只やってただけジャン。それでいいのかよ!!!こんなもん、カッコイイと思う馬鹿がいるからこまる? 1980年代のハードコアは面白かったが・・・・。NYで見た『ミス・ジョーンズの背徳』も『ディープ・スロート』も『愛のコリーダ』も。ヘンリー・パチャード監督!!懐かしいな?かなり酔っ払ってこんな事かいてます。

 

4月21日金

ハードデイは続く。でも泣きごとはいってられない。研究生の歌のシーンをとにかく決める。それも生演奏あり。祥子も美佳は大変。アコーディオンとギター。美佳3コードでいけるか?土日・夜急遽音楽稽古を入れる。

楽塾もこの期に及んで最終シーンを変える。これでもう変えないと決めて稽古場に来るんだがどうしてもサガというしかない。どんどん変えてしまう。でも、ほんとに「変えるの」これで終わりにします。

明日通ししなきゃいけないし・・・・。

11時に稽古終わり帰宅。寒い!

今日はビデオ屋100円の日。例によって5本。『ブギー・ナイト』『全身小説家』『トランスポーター』『クリムゾン・リバー2』『キダム』なんの脈絡も無い。韓国の友人キム・タン・イル氏からEメール。8月寺山修司の『アダムとイヴ〜私の犯罪学』を上演したいとのこと。九條さんにFAXを送る。『ハイ・ライフ』も韓国の劇団の上演が決まったとのこと、キムさん達もやりたかったが、先に連絡した劇団に・・・・。

また、9月に東京で公演をやりたいとのことスペース早稲田を貸したいと思っている。総会で最終的には決めるのだが・・・・。いろんなことが動いている。私はとりあえず目の前の楽塾の公演に集中しなくては!

今夜のDVD『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』(二ルス・ミュラー脚本監督ショーン・ペン主演 レオナルド・ディカプリオ製作2005年作品)、面白い!

4月20日(木)

本日お休み。おやすみなさい。

4月19日(水)

朝から原稿書き。であせって、お昼前、両国で木村健三と待ち合わせシアターX(カイ)へ。カイの上田さんに近く予定しているのカナダ現代演劇祭への協力要請と打ち合わせ。なぜ「カナダ演劇か?」について、話す。

健三とうちの小林七緒が中軸になってこれからの「カナダ演劇との交流」を続けていく。私たちは「橋渡し」役である。来年の秋にはもう一度、劇団は「私達の演劇の原点を見つめなおした場所=エドモントン・フリンジ」に8年ぶりに帰ろうと思っている。

2時過ぎ早稲田。研究生の稽古。ごまのはえの『愛のテール』の稽古に入ったところで楽塾タイム。

今日も結局、ラーメン食べてそのまま稽古突入。2日休みがあったのでみんな実にいい。役を楽しみだした。ラストのカーテンコール2パターンの稽古もミッチリやる。1幕2幕の小返し。明日は3幕。

10時稽古を取ろうと思ったら真紀子さんが衣裳を持ってきた。実にステキな衣裳、チョウゴウカ版、ほんとにどんどん楽塾の衣裳は豪華になっている。着物をベースにした和装というか洋装というか和洋折衷の実にイカレテ面白い。この調子でステキな衣裳お願いします。

黄砂の舞うニッポン。竹島は緊張している。

ヘロヘロになりながら徒歩で帰宅。それにしてもあいかわらずのビンボー暇なしの演劇=人生である、と実感した1日であった。

 

4月18日(火)

今日も1日研究生デー。1時から稽古しようと思ったが、急遽チラシの写真撮り。チラシの予算のことでみんな暗そうな顔していたので、もし赤字が出たら「チラシ代は俺が出してやる」と宣言。で、創のカメラで6人の顔写真を外で撮る・・・。CDのジャケットみたいなの作れよと。各自の楽器のパートもチラシに書くことに。

2時から稽古開始。イイ感じで前半戦を作る。メインテキストにごまのはえの『愛のテール』を使う事に下から明日から本読み、荒立ち。テキストといっても、音楽劇に変えていくのだから・・・・?昨日小堀氏に上演許可の事を電話したら今日OKとのこと。ごまのはえに電話、時間が会ったら5月見に来てくれ!と話す。

今夜も7時近くまで稽古してしまったので結局、沖田とキム健の出ている青空美人吉祥寺公演に行けず、ゴメン。

で、歩いて久しぶりに早めの帰宅。近所のビデオ屋今日はDVDが200円のサービスデー。で3本。『ヴェニスの商人』『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』『チャーリーとチョコレート工場』

で、今夜のDVDは『ヴェニスの商人』(マイケル・ラドフォード脚本監督2004年作品 アル・パチーノ主演)

シェイクスピアだぜ?ってかんじで見ていたら、キリスト教徒サイテーて感じで終わる面白映画。パチーノが老いた。

 

4月17日(月)

今日は研究生デー。1時から6時半過ぎまで休憩なしのノン・ストップでなんとかゴーインな本読み。ごまのはえの『愛のテール』の世界に様々な「愛」を扱った「コトバ」と「うた」をちりばめて迷宮音楽劇に仕立て上げようという試み。最終的には実験的な肉体芝居にする気!体力だ!!

何とかラフな構成を創り上げる。今週中に形のあるものにする予定。大阪の小堀氏に電話。ごまのはえの原作権について了解を頼む。『百舌鳥夕雲町 歌声喫茶』の京都公演の時、ゲスト出演してくれたニット・キャップ・シアター。たぶんOKだろう。少ないが、当然原作料は払うつもりである・・・ヨロシク。

7時半、前々から見たかった野鳩の『なんとなくクレアラシル』(水谷圭一作演出)を駒場アゴラで見る。立体漫画芝居とでもよぶべき脱力青春もの。でも、キッチリ演出家の振り付けが入っていて、最初はナンダコリャであったが、それでも、なかなかキャラの濃い役者たちがいいので1時間10分見れた。

つい、天野天街とのアフター・トークもみる。その後、アマノと立ち話。20日からの夕沈ダンスでゆっくりしゃべろうぜと言い残し渋谷まで歩いて久しぶりの渋谷「鳥金」で焼き鳥を食べて帰宅。アマノたちはシアター・グリーンで仕込み中。

それにしても今週は知り合いの芝居が次々と上演される。楽塾の追い込みで大半は見れそうも無いな・・・・。小川くんの一人芝居も見れなかったし・・・・・。

今夜のDVD『チング〜友へ〜』(クアク・キョンテク監督2001年作品・チャン・ドンゴン出演) 私はやっぱりこちら系の青春活劇の方が向いてるな・・・・。なんてったて、 俺は『ガキ帝国』で、『パッチギ!』だもん。

 

4月16日(日)

馬場のアパートの天井のアスベストを大家さんが削って持っていった、検査だそうな?でいつ直してくれるの?である。で、お昼過ぎ稽古場へ。

楽塾、2回通しの予定であったが、1回目はもうメチャメチャ、結局途中でやめる。6時半から1回通し、何とか・・・。

ウン、なかなかの傑作である。後は役者が楽しんでくれたら、そのためには圧倒的な「段取り」というかムチャクチャ芝居の中に仕掛けしたから、これは「ここにつながっている」という事をしっかり役者が押さえて、遊んでくれると何処にもない「楽塾」芝居になる。それにしても凄い 「集中力」が必要だ、で、みんなその力を持っている。1時間25分1秒もタイミングが狂うとがたがたになる危険性も秘めている。だからこそ集団の「集中力」!

11時から夜10時近くまでほんとにお疲れ様。今日は宮沢さんの差し入れで何とか。

結局、ほとんど休憩なし。あさってまで2日間お休み。頭をクリアーにして水曜の夜会いましょう。明日、明後日はイワヲを中心にした美術作業。色塗り。

楽塾、 確実に面白い芝居になってます、責任は全部私が取ります。1年間「みんなでやった事を信じて」パワフルに暴れてください。あと、9日間の稽古で本番です。いやー、ワクワクするな本番が楽しみである。 カーテンコール2回!!

日曜日、恒例の銭湯。やっと70キロを割った69、5キロ。2キロ減量成功。あと2キロか・・・・・頑張ろう。禁酒はできないので節酒。

心ちゃんの写真がキシコから送ってきた。北京で買ったチャイナが良く似合う!!

 

4月15日(土)

楽塾デー1日中。太郎と伊藤のシーンを作っていると疲れる。メチャクチャ汗だくの1日となる。お陰で風邪引いたようだ、汗だらけのTシャツそのままにして稽古していたからだ。桐原が私の汗だらけの姿を見て、タオルをくれた。ありがとう。

ラストシーンも作り変える。大体構造的なことは完成。でも細かい事をこれからキッチリ。7時稽古を取り呑み会。みんなご飯を食べていないのであっという間につまみが無くなって気持ちがいい。9時過ぎに事務所で『無頼漢』のチラシの版下の校正。

とにかく、明日は2回通し。3時と6時。それで、これからの作戦を考える事にしよう。17日・18日は休みだから、勝負は19日からの1週間。で、明りあわせゲネプロとなる。久しぶりに照明のROMIさんが稽古場にいる。楽塾不動のスタッフ達の力は凄い。舞台監督の冨澤力は1日中稽古場で作業している。音響の啓太のために木暮と太郎も連日フォローしている・・・・・。

10時に帰宅すると『マトリックス・リローテッド』をテレビでやっている。

今夜のDVDは『妖怪大戦争』(三池嵩史監督作品20005年)

本当にくだらねー映画。だからいい。

4月14日(金)

本日お休み。おやすみなさい。

 

4月13日(木)

今日もハード・デイ。1時から研究生、ソコソコ進む。うん、どうしようかな?ナンテ一人前の役者のように悩む暇を与えずに次々と歌謡曲歌わせたりタンゴ踊らせたりして。どんな状態でも他人(相手役)にしゃべらせテメエのエネルギーを全身全霊でぶっつける事を自分で覚えさせるしかない。

あっという間に6時。今日はメシ食おうと思い「北京」で肉そば。6時半から楽塾。太郎や力たちのシーンから稽古始めたら殺陣ばかり、これが大変。でも、おばさんたちの「だって生まれてはじめて人を殴るんだから出来ない」という返答には苦笑した。58年間で多分、何百人 も?!人を殴った経験がある私ってなんだ!?この1、2年は殴ってないか・・・・?ウーン。

イイかんじで「整理」出来つつある。これも稽古時間が充分あるから・・・・・。まず音楽を大胆に切ってなくしている、稽古には必要だったがもう無くても充分になった。歌うシーンはもちろあるが 今回は「台詞」を基本的には大事にする芝居にしているつもり。「ことば」をキッチリ吐けと厳しくダメダシ、私がいってるんだから。この10年で、真面目な「役者さん」に成長 ?!した13人の楽塾メンバーときっちり対峙している日々である。4幕・5幕から作り、昨日の1・2幕のチェック。

10時に稽古を取り、劇団臨時総会。10月のベニサンでの『人形の家』のNEW VERSIONについての討論。深夜まで。

弘子に車で馬場まで送ってもらう。1時過ぎ帰宅。

今夜のDVDは『ブラザーズ・グリム』(テリー・ギリアム監督2005年新作 マット・デイモン主演)。疲れたら、早めに寝るとするか。

でもテリー・ギリアム好きだし・・・・・・。で見たら、三流映画というかB級映画の真髄とでも呼ぶべき心地よさ。それにしてもグリムファンタジーと思ってみた親子ずれは怒ったろうな・・・・。

 

4月12日(水)

今日からハードデイ。1時から研究生ワーク。とりあえず、何もいわずに三島の『綾の鼓』、ラストまで好きなようにやらせてみる。良くぞ3日で台詞覚えてきた、と全員誉めてやりたかった のだが、女子チームのみ。男達は3分の2までで、あとはぼろぼろ。集中力!

でも、大体コイツはこんなやつ、と分ってきたからこれで何とかナル。どんどん歌を増やしていくことに。明日は朝10時から自主稽古。 私は、1時過ぎに今日の宿題を観ることに。七緒が稽古を覗きに来た。秋には小林七緒に演出を頼もうと思っている。

5時45分まで稽古していたら、福岡のWEBラジオの取材がはいっていたのを忘れていた。楽塾と海外公演について1時間、事務所でいいたい放題。

で、結局 飯も喰えずに楽塾の稽古・1幕2幕の小返し、ミッチリ。10時まで。休憩なしで8時間稽古場にいたことに、いつものことだがなんだろね?稽古場に「いる」となんか「空気」みたいになっちゃう、かなりうるさい空気だけど ね・・・・。

ヘロヘロになりながらも、歩いて帰宅。途中で無性にすき焼きが食べたくなったので・・・・・。これじゃ、減量は無理だ。

今夜のDVD韓国映画『親切なクムジャさん』パク・チャヌク監督2005年作品復讐三部作。ついにというかやっと見たよ。 それにしても女の復讐は凄いな。この監督相当イカレテイル。笑いっぱなし。武の映像より飛び方が上手いし才能もある。『キルビル』のチャヌク版?

 

4月11日(火)

今日も昨日の続きで朝から稽古場はセット作り。夕方から楽塾夜稽古の始まり。イワヲのセットは今までの楽塾でも最もカッコイイものになる力作。最大の演技エリア。面白くつかってやらなきゃ。ありがとう。さすが稽古場を知り尽くしている男の舞台美術である。楽塾モードの後ろの額縁はちゃんとあるし・・・・・。

最後のカーテンコールの振り付け。今回は絵美にほんとにおんぶに抱っこの世話になっている。5分の1はダンスシーンといっても良い。私がつけているところも少しは残っているが、今回は絵美の独創性ある動きに助けてもらっている。ありがとう。

8時過ぎから11時近くまで1・2幕の小返し。キッチリ整理しますよ。夜稽古初日から飛ばしてごめんなさい、皆さん。

明日から昼は研究生ワーク。夜は楽塾の2本立て。研究生も時間があるようでない。でも、あせっても仕方が無い、楽しくやろうぜ。新人公演はとにかく軸になる台本2本とシチュエーションを決めたら何とかナル。

凄い雨である。九州は集中豪雨、でその雨が?ほんとかよ。

今夜のDVDは名作『野良犬』(黒澤明監督1949年作品)恐るべし黒澤スーパー・リアリズム。デフォルメとメッセージ。

4月10日(月)

今日は朝9時から楽塾のセット作り。例年のことだが約3週間前に稽古場が楽塾のために劇場に変わっていく、明日の夜から16日間本番と同じ感じで作り上げていく最高の状態を保障するのが劇団である。完全バック・アップ態勢。これからが面白くなっていく。

7時ベニサン・ピット。TPTの新作。ドイツのルネ・ポレシュ作・演出『皆に伝えよ!ソイレント・グリーンは人肉だと』(出演:木内みどり、池田有希子、中川安奈)を見る。2時間、私には? 感想は書かないことに。

3日禁酒していたのだが、どうも・・・・で、森下「魚三」で日本酒3杯、黒ビール。今日もDVD勝新の座頭市。『座頭市 血笑旅』(脚本:星川清司 監督:三隅研次)

4月9日(日)

11時すぎ芸能花伝舎、日本演出者協会理事会。2006年度の事業決定。12人の理事が集まっている。久しぶりの坂手、関西東海ブロックの3人も。

国際交流セミナー、演劇大学、若手演出家コンクール、出版と多くの事業が目白押し、とりわけ出版とコンクールは大変なことになりそう。今度は「小劇場」。熊本のプレ ・演劇大学も本決まり。坂手が日本劇作家協会の会長になったとのこと、おめでとう。 坂手たちの世代がこれからの日本演劇を引っ張っていく時代なのだ。永井さんご苦労様でした。

2時急いで稽古場に。楽塾の稽古。3時半から「通し」1時間25分。30分以上縮まった。これでいく!あとは整理するだけ。研究生6人が見学。面白い!!と目を輝かせている。簡単なだめだし。

その後飲み会。私は禁酒中なのでビール1杯で早々に退散。ジムショで米山と打ち合わせ。散歩しながら日曜日の日課銭湯に。1キロ体重が落ちた。それでも70キロ。あと2キロはかならず落とす。来週までにだ。

NHKテレビで鈴木忠志演出の『酒神ディオ二ュソス』(エウリピデス:原作)をやっているのでビデオに。チラッと見たがいやはや?なんで?でもなんで劇中に今でも辞めたKさんの声が流れているの・・・・?!解らん。

「北京日記第1部」をアップする。是非読んで下され。 北京で買って食べてなかった正宗即席ラーメンを食べながら北京で買った勝新の座頭市の2本DVDを見る。『座頭市 海を渡る』『座頭市地獄旅』(伊藤大輔脚本 三隅研次監督)ワン・パターン映画だが今見ても妙に感心。三隅映像は・・・・。就寝午前3時過ぎ。これでいつもの東京の日常に。

4月8日(土)

久しぶりに雑誌やチラシやら新聞やらの整理、昔はちゃんとスクラップにしていたんだがもう疲れちゃって、というかとにかく部屋中にごちゃごちゃあるので捨てる。ゴミ袋5袋あまり。

お昼から楽塾稽古。後半4・5幕の稽古。三人のうちの役者とりわけ柏倉太郎という異物がいるので大変、まだダメダシの前段階なのでなおさら胃が痛くなってくる。このヤローて感じ。メビウスの輪・・・・。笑う殿様、笑い続ける殿様。街路を走り続ける侍。迷宮の愛。明日は必ず「通し」てみよう。

禁酒2日目。テレビでシュアルツェネッガーの『ターミネーター2』(ジェームス・キャメロン監督作品1991年)をやってるので久しぶりに見る。その後DVDで『上意討ち』(小林正樹監督 三船敏郎主演1967年作品)。いい映画は何度見てもいい。

 

4月7日(金)

研究生ワーク3日目。今日は側転、前転、ネック・スプリング。これが何とか全員ついていけそう。

で、『綾の鼓』最後までやらせる。全員台詞、入れてきている。いいぞ、この感じ。で、例によってそのセリフを今度は全部歌にする作業。オペレッタ三島のハジマリ。5時まで三時間。あとはとりあえずのキャスティングで来週水曜日からの3日間でオペレッタ『綾の鼓』取り合えず創り上げるか。台詞はこの休みの4日間で入れてくる事!土日は楽塾。日曜は楽塾の稽古見学。10日・11日は楽塾のセット作り。

6時新宿行きのバスに乗って伊勢丹まで。7時シアターTOPSでグループ虎+ゲンダイ制作舎公演『新宿のありふれた夜』(佐々木譲:原作「真夜中の遠い彼方」劇作・演出:高橋征男)を見る。出演している伊勢谷君から見て欲しいと電話があったから。40年近くのゴールデン街仲間征男の芝居を見るのは久しぶり、香川、弐吉、白井真木といった知り合いもでている。若松映画『我に撃つ用意あり』の原作の劇化。1982年の新宿の物語、元過激派達とベトナム難民の奇妙な邂逅を描くゴールデン街ドラマ。デラシネねえ・・・・。

妙に懐かしいが、いかんせん役者が・・・・・。

伊勢谷君に誘われたが失礼する。酒もそんなに飲めないし。民主党代表選、小沢一郎圧勝。

 

4月6日(木)

お昼から研究生ワーク。1時間身体訓練。それにしてもコイツラ器用。三点倒立、あっという間に全員が出来るようになるし、ブリッジして歩く事ももう少しで全員できるように。

3時から三島の『綾の鼓』のシーンを1組2ページ、リレー形式で荒立ち。各チームどういったやり方でもいいので見せられるようにと指示。40分後発表。面白いのもいればクソ新劇風、いわゆる養成所風ていうのか誰としゃっべてるのかわからないってやつ・・・・。感想を述べ、明日は台本を話してシーンにキッチリ作ってくれと宿題。稽古場は今は1日中使っていいからと言い残し、初台へ。

新国立劇場で『カエル』(過士行・作 鵜山仁・演出)を見る。過士行の新作。海辺の理髪店を舞台にした不条理劇体裁をとった「人間の尊厳3部作」。時間の劇、環境の劇、笑える。ただライブでしかない「劇」というヤツの中軸を占める有薗、千葉の2人が俄然いいのでそれだけでいい。カエルが最後登場するがあれ跳ばしてやれよ、もう跳べないのかな?あと宮本祐子さんには是非田んぼでも海でもおっしこしてほしいもんだ。俺がガキの頃見た田んぼののフーケイ。

本や演出よりこの2人とはいつか、芝居がやりたいと思った1時間20分であった。終演後、深夜2時過ぎまで役者達と飲む。,例によって有薗とは最後まで、坂手、門井さんも一緒。もちろんイーランも。 イーランの香港の稽古場作り手伝えるかな?

 

4月5日(水)

2日酔いの頭で起きる。

お昼近く、外は雨。お茶を飲むだけで稽古場へ。今朝5時まで祝宴は続いたという。太郎と啓太が稽古場のかた付け、啓太には台本のコピーやら、研究生に稽古場の使用方法についてのレクチャーやらいろいろ、去年の4人の研究生で唯一人の劇団員。でも、啓太は家庭の事情で神戸の実家に楽塾公演が終わったら帰らねばならない。

今年の研究生は6人。みんななかなか個性的なメンバー。1時から2時間肉体訓練というか体を使う。3時から3本の戯曲を読む。ごまのはえの『愛のテール』三島由紀夫『道成寺』『綾の鼓』。ごまのはえが面白い。愛について?考えている、30歳違う連中と。集団でしかできない事を徹底してこの1ヶ月探してみることにした。それにしても体が痛い、やわな体になっちまったもんだ。

6時過ぎから飲み会。北京から餃子、やきそば、チャーハンみんなよく食う。9時近くまで。

今週中に作品決定しなきゃ。多分、構成芝居になると思う。テキスト探しだ。明日も2、3本読む予定。

 

4月4日(火)

国際医療センターにいく。前立腺炎、過労が原因とのこと。薬出すがクスリより健康的な生活に戻してくださいと医者。まあ、年だということだ。

桜を見ながら戸山公園から学習院女子大前、今日は入学式。何故か早稲田の学生達がサークルの勧誘を行っている平和というかなんというかハクチのフーケイ。

3時から北京ツアーの荷物の整理。5時から劇団総会。タクシーに乗って日本出版クラブへ。佃典彦の岸田戯曲賞授賞式。久しぶりの井上ひさしさん、永井愛さんら、坂手とも久しぶりである。それより小堀や安住さんの顔を見ると北村想以来20年ぶりの名古屋の劇作家の受賞を実感。ポツドールの三浦君と一回り佃は年が違う、つまり30歳違う世代の演劇がいわゆるJ演劇の中軸を担う時代。まあ、近いうちに三浦君の芝居も見るつもり。二人とも劇団への感謝を述べていたが、まさにその通り。それを忘れちゃだめだぜ!

9時からスペース早稲田で劇団員と東京の佃君関係者によるお祝い会。本当にいろんな人がお祝いに駆けつけてくれた。久しぶりのラサール、水谷さん松村冬風や青井洋一郎といった 人たち50人以上。佃は1991年から15年の間17本の作品に劇作、出演している。まるで座付き作家である。本当にオメデトウ。これからもヨロシクである。 若杉宏二の〆がよかった。サボと若がいろんな意味で同期の桜か。トモ、蒲ちゃん幹事ご苦労さん。少し早めに抜け出し帰宅。少し飲みすぎである。

 

4且3日(月)

1日中、強風の吹き荒れた東京。なんと風速35メートルだと!

お昼過ぎ、渋谷の元ジァン・ジァンで来年の6〜7月に予定しているロシア公演の企画打ち合わせ。村井さんと話していて、やっぱりコンテンポラリーをやるしかないと、取り合えず決める。

今のところ、当初の予定どうり、『寿歌』をロシア人俳優とのコラボでやろうとすすめているのだが・・・・。『ハイ・ライフ』をロシアでやるというのもいいんじゃないか、と2段構えでいく事に。

ひょっとしたら来年夏、シベリア鉄道横断ツアー?ウーン、これもいい、白夜のシベリア大陸!ウラジオストックから新潟まで船で!夢見たいな企画だが、やりますよ!である。まあ、来年の話だから鬼が笑うけどもね。とりあえず企画書と資料作り、と来年のスケジュール調整。

明日は佃の岸田賞の授賞式。で、夜9時から早稲田で祝賀大パーティー。久しぶりに佃と会う。今週中に『無頼漢』の最終出演者決定!である。で、今月中に書いてもらわなきゃ・・・・・。

「北京日記」テアトロで三回連載決定!第1回目の原稿12枚書きあげる。

 

4且2日(日)

お昼過ぎ、歩いて稽古場まで。1時から楽塾。ラストシーンをああでもないこうでもないと4時過ぎまで。30分休憩で頭から、約1時間のシーンまで。途中各幕で止めるといいながら、止めないでいけるところまで。太郎以外はいい。全員イイ感じで役を作り始めている。あと、本番まで27日間もアル、大丈夫。問題は俺の構成力だ!!

で、結局、もう一度6時過ぎから前半通し。快調である、面白い。もっとメリハリが付くと最高傑作とナル。それにしてもこの人たちは凄い。11時から昨日の台詞の直しの稽古をして1時からほとんどノンストップで8時まで10時間動きっぱなし、ヘロヘロになるぜ普通だったら・・・・。お疲れ様、夜桜でもと思ったら外は雨。稽古場で1時間飲み会。

早稲田から歩いて帰宅。途中で「本当に、久しぶりに」銭湯。去年まで毎日、銭湯通いだったのだが、去年6畳1間のわがボロ・アパートの「押入れ」に使っていた「古い風呂 」を10年ぶりに、直してもらったので、最近はほとんど、銭湯にいってなかった。やっぱり銭湯はイイナア。

それにしても、体重計で己の体重、と裸の姿を見て愕然。なんと、4キロ!も北京に行って増えている。ドンだけ食ったのかよ!70キロの大台に乗っている。なんてこった!明日から減量!である。風呂に入ること1時間なんとか1キロ落とすことに成功 した。でも、帰って カンビール1本、北京で買ってきたCDを聞きながら久しぶりに三島由紀夫の「ペルソナ」と「近代能楽集」をめくる。研究生のワークショップ台本を探す為。ごまのはえの「愛のテール」も読み直す、面白い。午前3時就寝。いつもの東京の日常に戻る。

 

4且1日(土)

とにかく疲れた。久しぶりにゆっくり寝た。昨日は成田から稽古場まで阿川竜一の運転するライトバンで荷物運搬に付き合い、竜一と馬場で12時まで飲む。北京で体の状態がかなり悪くなったみたいなので、ほんの少ししか飲まなかったが。

来週にでも病院に行ってみようとは思っているんだが・・・・・。まあ、去年12月胃カメラのんで、そのあと結果もまだ、聞いてないしな・・・・。ヤバイよな。

それにしても忙しすぎる・・・。11時起床。ゆっくり歩いて早稲田まで。

早稲田大学は入学式。ドイツもコイツもアホみたいなツラした大学生見ながら稽古場まで。ほんとコイツラに日本は任せられんな。まあ、どうでもいいが。

1時過ぎ、楽塾の稽古、2週間ぶり。中国でかなりのカットをしてきたのでまず脚本のテキストレジーから。今日からスカイパーフェクトテレビのドキュメンタリーのカメラマンが入っている。

とりあえず、ラストの五幕を作る。遠山さんの代役で太郎がやってるのだが、こいつに付き合うのは来週からにしよう、早稲田の馬鹿大学生に付き合うぐらい多分疲れると思うから。

とにかく明日最後までもう一度あったって、戦略を練る。で、明日は花見の予定だが・・・・。雨?

黒テントに島さんの音響機材の返却にいったら、山元さんが稽古中であった。『ど』の旅公演の稽古中。30分、元さんと12月の『オールド・バンチ』の軽い打ち合わせ。

神田川沿いを神楽坂から桜を見ながら2時間歩いて帰宅。帰ってくると『ロード・オブ・ザ・リング』をテレビでやっている。