みのすけ(ナイロン100℃)
塩野谷正幸
大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス)
保村大和
若杉宏二
小川輝晃
関根靖晃
中谷政雄
谷 宗和
甲津拓平
里見和彦
大谷亮介
観世榮夫【特別出演】
6月7日(金)〜16日(日)
下北沢本多劇場
TEL 03(3468)0030
開演 午後7時30分(土曜は午後7時)
※9日(日)、14日(金)、16日(日)は午後2時の回のみ。15日(土)は昼夜2回。
前売4500円 当日5000円 学割3000円
※10日(月)、11日(火)は特別料金で前売当日共に3500円
【全席指定】
前売開始4月21日(日)
●あらすじ
古い倉庫の一室。そこに数人の男たちがひしきあっている。彼らは皆傭兵である。つまり金で雇われた兵、「ソルジャー」である。
起こりは小さな新聞広告だった。ある日、新聞の求人欄の片隅に「戦場委員会」という名前で、傭兵募集の広告が出ていたのである。ここに集まっている男たちは、皆その広告にひかれてやってきた男たちだ。広告にはこうあった。
「平和ボケした日本を脱出し、戦場へ行こう」「今こそ人殺しの時代」
それぞれの思いから、その広告に残りの人生を懸けた十数人の男たちが、今、ここにいるのだ。皆、この倉庫ではじめて顔を合わせ男たち。リストラされたサラリーマンもいれば、小学校の教師もいる。自衛隊出身者いれば、地方公務員もいるようだ。
皆、目隠ししされてここに連れられてきたために、ここがどこなのかも知らない。
ただ時折海の音が聞こえることから、どうやら港町であることほ確かなようだ。
ここからどうやら日本を脱出し、とある戦場に向かうことはまず間違いない。
そこがどこなのか、それは誰も聞かされていない。
しかし、一向に出発の気配がない。
ここに収容されて早や一ヶ月が過ぎようとしている。
だんだんと男たちに焦りが見えている。本当に戦場へ行けるのか? 本当に人殺しができるのか? 否、そもそも「戦場委員会」なるものが実際に存在するのか?
やがて、男たちの間に亀裂が生じ始める……。
果たして皆、無事に戦場へ行き着けるのか一一?