東憲司 ひがし けんじ
1999年「劇団桟敷童子」旗揚げ。代表・演出・劇作・美術を手がける。 その作品の多くは、出身地である福岡を舞台に、自分の過去や社会に対して傷を持つ者が、その出来事に対面し、それでも生きていくという普遍的なテーマを持っている。ウェットな作風でありながら、ラストにはダイナミックな大仕掛けの演出により「生」への渇望みなぎる力強い東の作品は、世代を超えて幅広い支持を受けている。また、「しゃんしゃん影法師」(2004年)・「風来坊雷神屋敷」(2005年)・「海猫街」(2006年)は三年連続で岸田國士戯曲賞の最終候補となり高い評価を受けている。2007年には韓国チョンミソ劇場にて「骨唄」を演出し成功を収めた。今後の活躍が期待される劇作家、演出家の一人である。「海猫街」(2006年10月公演)で平成18年度(第61回)文化庁芸術祭優秀賞受賞。
【作】東憲司(劇団 桟敷童子) 【演出】流山児祥 【美術】島次郎
【照明】沖野隆一(RYU CONNECTION) 【音響】松本昭(音スタ)
【舞台監督】高橋淳一 【音楽】阿彌善 【振付】北村真実 【衣裳】大野典子
【演出助手】坂井香奈美 【制作】米山恭子 【宣伝美術】雨堤千砂子(wagon)
【協力】アトリエ・ダンカン フレンドスリー クリオネ 本多劇場
【主催】有限会社流山児オフィス(流山児★事務所)
文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)