公演日程
2014年2月28日(金)>>>3月10日 (月)
(ご注意)お客様は開場時間までにお越しいただきますようおねがいいたします。
開場は開演の15分前、整理番号順のご入場となります。
【会場】下北沢 ザ・スズナリ
地図
東京都世田谷区北沢1-45-15 TEL03-3469-0511
小田急線・京王井の頭線「下北沢」南口下車徒歩5分
【チケットの取り扱い】
チケットぴあ TEL 0570-02-9999(Pコード434-248) http://pia.jp/t
イープラス http://eplus.jp・・・プレオーダー12/20(金)~24(火)
ローソンチケット http://l-tike.com TEL0570-000-407 TEL 0570-084-003(Lコード39473)
ザ・スズナリ TEL 03-3469-0511(電話予約のみ)
前売開始 2014年1月9日(木)
【予約・お問合せ】
流山児★事務所 TEL03-5272-1785 MAIL
リューザンジ×アマノ×シーザー=TERAYAMAスペクタクル!傑作『田園に死す』下北沢ザ・スズナリにて最終上演。見逃すな!!
映画『田園に死す』(1974年公開)は寺山修司の自伝的映画とよばれ、「世界のテラヤマ」の名を決定付けた作品。「母殺し」、「家出」、「蛍火」、「恐山」など寺山劇世界(ワールド)の集大成が、ここにあり、終生こだわり続けた《記憶とは何か?》《私とは何か?》というテーマとも深く関わっている。
寺山作品を世界各地で上演し国際的評価を得ている流山児★事務所が、映画作品である『田園に死す』を舞台化し、2009年の初演時は連日超満員札止め、第44回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞という高い評価を得て、2011年に再演。今回、「再再演希望」の声に応えての最終上演!!
劇評抜粋◎2009-2011年
◎舞台初日は寺山の生誕日。芸術家への供養は、作品の先鋭性を理解しそれを乗り越えようとする姿勢で成り立つ。愛で敬っているだけでは駄目なのだ。寺山修司の映画『田園に死す』を戯曲に書き換え、今の地点から寺山修司の演劇的手法と生き様をクリティカルに描く。(演劇評論家:今野裕一 「公明新聞」)
◎執拗に「反復」を炸裂させる天野天街のくわだてに、流山児祥をはじめ流山児★事務所の不逞の輩がひとりひとりの炎をかかげ騒然と合流、寺山修司版「自同律の不快」を今に赤々と燃えあがらせる。(早稲田大学教授:高橋敏夫 演劇雑誌「悲劇喜劇」)
◎映画は、母親と故郷からの逃避とその失敗を描いた自伝的性格の強いもので、現代の自分が過去の自分に遡り、それを自伝として映画に撮る過程を映画にするという二重三重のイメージのコラージュが独特の映像美で表現されていた。(演劇評論家:丸田真悟 演劇雑誌「テアトロ」)
◎豪奢な饗宴が収斂していくのは12時05分、寺山の心音が止まる時刻。アグレッシブなJ・A・シーザーの音楽と緩い夕沈ダンスの幸福かつ絶妙なコラボレーション。スズナリの階段を上っていく晩年のしんじが少年時代のしんじに変わるラストシーンにじんわりと涙。寺山の世界を独自に解体し、見事に脱構築した天野ワールド。(日刊ゲンダイ:山田勝仁)