2012.7.イロシマ

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3・11以降の《現在》を問う衝撃作『イロシマ』にご期待下さい。

ふたたびの小劇場演劇=運動を目指して2011年に早稲田の地ではじめたSpace早稲田演劇フェスティバル2012のオープニング企画は、期待の東海の劇作家:鹿目由紀の「新作」書き下ろしミュージカル『イロシマ』です。2010年、百年前の「大逆事件」を題材に書き下ろした『愛とうそっぱち』で衝撃のミュージカル・デビューを飾り高い評価(2010ミュージカルベスト10 24位選出 創作ミュージカル第3位)を得た鹿目ミュージカルの第2弾は、国際的に注目を集める若手演出家:青木砂織と初コンビを組んで、おんなたちの劇的パワーを爆発させます。『花札伝綺』の音楽:本田実、振付:石丸だいこ、魅力的な9人の女優陣たちによりSpace早稲田で放つサバイバル・ミュージカル。客席60席のささやかな小劇場です。チケットの予約はなるべくお早目に!                

               芸術監督 流山児祥



ものがたり・・・

平日。ある午後の昼下がり。集合団地A5号棟の305号室。
主婦たちのお茶飲みは、いつものようにソツなく繰り広げられていた。
突然の大きな地鳴りの後、窓の外を見ると、そこには見たこともない光景が広がっていた。
打ち寄せる波の音。白くまぶしい砂浜。後方に広がるうっそうとした森林。
そこは、見たこともない『無人島』の海岸沿い。
部屋から閉め出された主婦たちの頭上に、大量のビラが降り注ぐ。
そこには記されていたのは、「ルール:目立つこと」。
印象が薄い者には水も食料も分け与えられない。
「普通の」主婦たちは狂ったように己の個性を発揮しようとする。
次第にエスカレートしていく、女たちの行き着く果ては…?

当日精算予約フォーム

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※当日券は開演の1時間前より劇場にて

【会場】Space早稲田  地図詳細

東京都新宿区早稲田町74番地 ビューロー早稲田B1

地下鉄東西線早稲田駅1番出口(神楽坂寄り)を出て右へ。1つ目の角を右に曲がり、中華料理店「北京」のあるビルの地下。駅の出口より徒歩1分。

【スケジュール】

2012年7月7日(土)~16日(月)
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 ※開場は開演の20分前より整理番号順に入場。
 ※13(金)19時の回、アフタートークあり。ゲスト:鹿目由紀 

【チケット】 日時指定自由席(整理番号付き)

前売券:3,500円 当日券:3,800円
学生券:3,000円(要学生証提示 流山児★事務所での取扱のみ)
* 当日券の発売は開演の1時間前より。

前売開始 2012年5月19日(土)




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伊藤弘子  ブログ

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鹿目由紀 かのめ ゆき
福島県会津若松市出身。劇団あおきりみかん主宰。いま最も注目されている名古屋の劇作・演出家。人間の内面世界を奇抜なシチュエーションの中で身体的に表現しながら、その中で起こる会話と関係の「ずれ」を駆使した独自の喜劇性が高く評価され、外部脚本や外部演出も多数。「中学生日記」(NHK)「加藤家へいらっしゃいっ!」(メーテレ 監督 堤幸彦)

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青木砂織 あおき さおり
福岡県北九州市出身。1990年流山児★事務所入団。女優・演出家。繊細な美術、衣裳、メイクなどビジュアルセンス抜群の劇団リーダーであり、音楽劇&ミュージカルを得意とする演出家。『花札伝綺』の斬新で革命的な演出は海外でも注目を浴び、今夏、エジンバラ・ニューヨーク・ビクトリア・バンクーバーの国際演劇祭で上演される。

【作】鹿目由紀(劇団あおきりみかん) 
【演出・美術・衣裳】青木砂織 【振付】石丸だいこ  【音楽】本田実 
【照明】ROMI 【音響】畝部七歩 【音響アドバイザー】藤田赤目
【舞台監督】小林岳郎 【衣裳】大野典子
【演出助手】鈴木麻名実 【制作】米山恭子 【宣伝美術】Flye-ya
【芸術監督】流山児祥
【協力】リイド社 【主催】有限会社流山児オフィス(流山児★事務所)