イラスト:ヨコヤマ茂未 KenMIYAMOTO_Flyer.pdf
キャスト
さとうこうじ
|
甲津拓平
|
木暮拓矢
|
春はるか
|
眞藤ヒロシ
|
鈴木麻理
| |||||||||||||||||
日程
2022年8月10日(水)~17日(水)
- ・・・・・・10(水)・・・・19:00
- ・・・・・・11(祝)・・・・14:00
- ・・・・・・12(金)・・・・14:00
- ・・・・・・13(土)・・・・14:00/19:00
- ・・・・・・14(日)・・・・14:00
- ・・・・・・15(月)・・・・19:00
- ・・・・・・
16(火)・・・・14:00/19:00※公演中止 - ・・・・・・
17(水)・・・・14:00※公演中止
- ※受付は開演の40分前より 開場は開演の20分前より
- ★=アフタートーク
- アフタートークは8/12(金)14:00の回
- 登壇者は、詩森ろば(脚色)、シライケイタ(出演)、流山児祥(演出)
- 進行は、ヨルノハテの岡島哲也が務めます
チケット
全席指定
- 宮本研連続上演通し券…………8,000円 >>>第2弾『美しきものの伝説』
- 一般 …………………4,500円
- はじめて割 …………4,000円
- 訪日外国人 …………3,000円
- 学生・U25(25歳以下)…2,500円
- 高校生以下 …………1,000円
- RYU’S会員割引 ……3,600円 >>> RYU’S会員詳細はこちらより
*割引チケットは、証明書の要提示。
*はじめて割は、流山児★事務所を初めてご観劇される方。1公演5名様限定(予約のみ)。
作=宮本 研 みやもと けん
1926-1988 熊本県生まれ。
十代の七年間を父親の勤務地北京で過ごし、1944年に帰国。
九州大学経済学部卒業後、大分県立第二高校(現・大分商業高校)で一年間教鞭をとった後、1952年より法務省に勤務。
1955年法務省在職中に「麦の会」を結成し、『僕らが歌をうたう時』を執筆。労働者自身による自立劇団再建の担い手となる。1962年、法務省退職、職業劇作家となる。舞台だけでなく、ドラマや映画の脚本も手掛ける。
『日本人民共和国』、『メカニズム作戦』で岸田戯曲賞、『明治の柩』で芸術祭奨励賞脚本賞。『反応工程』、『日本人民共和国』、『メカニズム作戦』、『ザ・パイロット』は《戦後史四部作》と呼ばれ、『明治の柩』、『美しきものの伝説』、『阿Q外伝』、『聖グレゴリーの殉教』は《革命伝説四部作》と呼ばれている。
(宮本研=作 流山児祥=演出 『メカニズム作戦』 写真:横田敦史)
クリックすると拡大します。
「夢・桃中軒牛右衛門の」 あとがき(一部抜粋)
―――「革命伝説四部作」の場合は、歴史というものが人々にどうかかわり、逆にまた、人々は歴史にどうかかわり返せるのだろうという素朴な、そしてとりとめもない疑念へのこだわりであったように思う。
歴史というものがもし、人々にむかってある種の暴力としてしか存在しえないものだとするなら、人々がとりうる立場はそれが敢えてであれ、余儀なくであれ、反歴史ということでしかなく、そしてもしそんな世界がどこかにあるなら、そこはまぎれもなく人々の情念や夢の棲む場所であり、人々はそこでみずからの夢や情念や想像力をはぐくみつつ、たとえば歴史ではなく伝説という形で歴史を誤解し、曲解し、そうすることで歴史の暴力から身を守り、生きつづけようとしているのではないかというのが、わたしなりのこだわりようではなかったか―――
そしてそれらの作業を、まことにおこがましくも、敢えて民衆という言葉をつかいながらわたしはやろうとしたのだったが、むろんいうまでもなく民衆という言葉は歴史の側の言葉であり、人々の側のそれではない。三人称の世界ではなく、一人称の世界であり、なければならないはずのものである。
歴史というものを解きほぐしたいなら民衆という言葉からして解きほぐしてかからなければならない仕事であることは初めから明白なのである。
どうしたらいいのか?
女を書かなければならない―――――
(1978年9月 宮本研)
脚色=詩森ろば (メッセージ)
尊敬する宮本研さんの脚色をいきなり頼まれました。
今よりずっと世界の民主化運動や革命、そして戦争などが近い時代の作品で、その知識と理解するためのインテリジェンスがあること前提の、比喩や暗喩に満ちた作品たちの上演は、なかなか難しいと前々から思っていました。
とは言え、わたしのような三流劇作家に筆を入れろなどといくらなんでも大胆すぎるというものです。さすが流山児祥。
でもおこがましさに耐えて引き受けたのは、そんな理由で理解されないのは悔しすぎる。今、ほんとうに上演すべき作品だと思ったからです。
そして自分は、宮本研さんが生涯かけて言わんとしたことがわかる女だという少々のウヌボレがあったからです。左翼的思想は持ちつつも、そのロマンチシズムに屈しなかった稀代の劇作家宮本研さんの真骨頂を、現代の物語として再生したいと臨みました。
どうぞ劇場で、批判精神を山ほど持ってご覧ください。
すべて受けて立ちます。
(詩森ろば作・演出 流山児★事務所公演『OKINAWA1972』、『コタン虐殺』 写真:横田敦史)
クリックすると拡大します。
会場
- 「下北沢駅」東口(小田急線)、京王中央口(井の頭線)より徒歩5分。 スズナリのお向かいの北沢タウンホール地下B1
- 〒155-0031
- 東京都世田谷区北沢2-8-18
- 北沢タウンホール地下1階
- 03-6416-8281
◎お客様へのお願い
マスク着用や咳エチケット等の感染対策にご理解とご協力をお願いします。
当日体調が優れない方は、無理をせずキャンセルのご連絡をお願いします。
状況によっては、やむを得ず中止や変更をする場合もございますので、最新情報はTwitterや当ホームページをご覧いただくか、お電話でお問合せください。