『葵上』『卒塔婆小町』
2010年3月18日(木)〜21日(日)
【会場】Space早稲田 03−3208−3920
(地下鉄東西線「早稲田駅」下車、徒歩1分)
【作】 三島由紀夫
【演出】流山児祥
【出演】木内尚 鈴木麻理 山下直哉 荒木理恵
石田暁子 川島有未 小島恵子 後藤英樹
惟葉しゅう 阪口美由紀 清水明子 惣三郎
【舞台写真】
『葵上〜AOI NO UE〜』
昭和30年初演。舞台は夜の精神病院。若林光の妻の葵は病で入院している。その葵の病床に毎夜通う六条康子の姿があった。それは六条康子の生霊
(いきりょう)。光が見舞いに訪れた時、康子が現れ光の気持ちを自分のほうへ向けようとする。病室から湖上のヨットへと場面を変わり、妻の葵のことを忘れさせようとする康子の不思議な力。
康子の不思議な力に引きずられて光は・・・?
『卒塔婆小町 〜SOTOBA KOMACHI〜』
昭和27年初演。舞台は恋人たちが抱擁を交わす夜の公園。 おぞましき乞食の老婆が煙草の吸殻を拾いつつ登場し恋人たちを追い払い、ベンチを陣取る。そこへ酔っ払いの詩人が現れ、老婆に素性を問い掛ける。99歳の老婆は「むかし小町と呼ばれた女さ」「私を美しいと言った男はみんな死んじまった。私を美しいという男は、みんな死ぬんだ。」と答える。いつしか場面は100年前の鹿鳴館の時代へと変わり、舞踏会とシーンになる。老婆は
、そして詩人は・・・・。
「MISHIMAを楽しむ!楽しいMISHIMA?」流山児祥
流山児★事務所が挑む三島由紀夫の劇世界:第2弾。MISHIMA WORLDは「世界演劇の地平」にある。2007年から始めたMISHIMAワークショップ・プロジェクトは舞台芸術を志向するモノの「原点」を確認する作業現場である。劇団員に加えてワークショップメンバーと共に三島の名作=近代能楽集のテキストを徹底的に読み込み、コトバとカラダの視点から作り上げるNEW MISHIMA
WORLDです。演劇の歴史性・文学性・身体性のすべてを孕む三島戯曲との格闘は日本コンテンポラリードラマの過去・現在・未来をつなげる。半径3メートルの日常を描く、いま「ある」小さな表現から遠くはなれ
「大きな物語」を生み出す協働作業。そんな《演劇の冒険》を楽しみながら《旅》する試み。『葵上』『卒塔婆小町』は戦後演劇の最高峰と呼ばれている名作、ともに男女の「愛と美と死」の残酷さが描かれている。で、合言葉は「MISHIMAを楽しむ!楽しいMISHIMA?
」
【料金】日時指定・自由席(日時指定・定員制:60席) 前売:3000円 学生割引:2,500円
【予約・問合せ】 流山児★事務所(りゅうざんじ じむしょ) 03-5272-1785 FAX予約
【タイムテーブル】
※公演はすべて終了しました。多数のご来場ありがとうございました。
2010年
3月 |
18日
(木) |
19日
(金) |
20日
(土) |
21日
(日) |
15:00 |
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完売 |
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19:00 |
完売 |
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